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善次朗の日記

カラオケでセリフの練習

大変ご無沙汰しております。

このところ、体調を少し崩してしまったり、8月の会のお稽古に追われたりしておりますが、お陰さまで昨年9月20日から6月10日までに入会してくださった生徒さんの数は10名を突破いたしました!

本当にありがとうございます!

さて、今日は日本舞踊に欠かせないセリフについて。

日本舞踊の大半は歌舞伎で作られた作品ですので、セリフのある曲もあります。

よく皆さんから意外と言われてしまうのですが、僕も始めのうちは声を出すことすらできませんでした。

小さい頃などは、鳶奴、橋弁慶の牛若丸のようなセリフのあるものは全て兄がやっていたほど。

それが今回は「正札附」と「関の小万」でセリフを教えています。

記憶に残る最初のセリフの作品は「静と知盛」です。

当時19歳。
普通ならお染久松や鞍馬獅子、橋弁慶、供奴などからセリフの勉強をするようなイメージなのですが、大胆と言うか怖いもの知らずというか、いきなり大小の鼓や太鼓に合わせて、お能がかりの演目でのセリフでした。

演奏はテープでしたのでお囃子の師匠から船弁慶の太鼓を習い、セリフのポイントを教わり、先輩からお話を伺ったりしていました。

発声の練習は「カラオケ」笑

自分に合ったキーの歌をとにかく練習して、そのキーで謡をやってみるのです。

同じキーでも、静御前と知盛の霊という対照的な二役。

今考えると恐ろしいんですが、そのあとに供奴や鴬宿梅の梅など、基本になるようなものをやっているんです。

今はセリフの基礎もなんとなくわかるのですが、最近は荒事をさせていただく機会があり、8月には正札附の五郎をさせていただきます。

荒事って、ただ怒鳴ればいいわけではないので本当にむずかしい。

8月までもっとお稽古をしていきたいと思います。